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赤い鳥 / 翼を下さい(英語バージョン) アナログレコードのデジタル化

♪いま富とか名誉ならば
  いらないけど翼がほしい♪


久しぶりのアナログレコードのデジタル化です。


先日公開された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」において、最後の大クライマックスで林原めぐみ(声優)の歌うこの曲が印象的に挿入歌として流れ、


「庵野秀明、ここでこの曲を使うとは卑怯なり!」と思わず絶句(涙)してしまった曲、「翼をください」です。


できればオリジナルの「赤い鳥」の音源を使ってほしかったなぁ~。


そういえばSINSEIはこの曲の英語バージョンのシングル盤を持っていたことを思い出し、デジタル化しておくことにしました。


『赤い鳥 / 翼を下さい(英語バージョン)』
『赤い鳥 / 翼を下さい(英語バージョン)』1972年発表



ちなみに「翼をください」と表記した時は日本語バージョン。「翼さを下さい」と表記した時は英語バージョンとのことらしいです。そして英語でのタイトルは「I Would Give You Anything」


実はSINSEIは小六の頃から洋楽を聴き始め、中学の頃にはプレスリーやビートルズを聴き、高校の頃からハードロックやヘヴィメタルに目覚めて、大学でロックバンドを組んで、そのまま大学を辞めちゃった、、、という経緯の持ち主で、一応洋楽ファンということになってますが、


日本のフォークソングやニューミュージック、および昭和歌謡なんかも結構大好きです。


この赤い鳥の「翼をください」(1971年発表)は年代的にもニューミュージックというよりはフォークソングというイメージが強いですが、ピアノの伴奏から始まり、後半のサビで16ビートにテンポアップして盛り上がる手法は、その後のニューミュージックに与えた影響も大ですね。


日本のフォークソングの中で、SINSEIにとっては“五つの赤い風船”の「遠い世界に」と合わせて結構双璧となっていて、かなり好きなフォークソングの一曲ですね。


この英語バージョンはさらに洗礼された良質のポップミュージックといった感じで、とてもオシャレに仕上がってます。


ちなみに「翼をください」今もこの歌を歌い継いでいる山本潤子さん(当時は新居潤子、赤い鳥→ハイファイセット→ソロ活動)、一時期封印していたこの曲を再び歌うきっかけとなったのが、娘が学校で習ったこの曲を家で何気なくリコーダーで吹いていたからだったとか?


山本潤子 再び翼はためく - ぴいぷる:ZAKZAKLink
しばらくして、自信をなくしかけたとき、友人から、「いっぱいあるじゃない。絶対歌わなきゃ」とヒット曲の持つ重みを改めて突きつけられた。

 音楽活動を続けながら無我夢中で育ててきた2人の娘も気づかせてくれた。小学5年になった娘が、ある日、リコーダーで聞き慣れた旋律を吹き始めた。

 「なんで、知ってるの? それお母さんが歌ってた歌よ」

 教科書に載っている「翼をください」だった。同じように音楽の授業で習った世代が、95年のサッカーW杯予選で、この歌を応援歌として歌いピッチを盛り上げたことは記憶に新しい。

 翌年の長野五輪では自身がこの歌をジャンプ競技の表彰式で、二十数年ぶりに歌うことに。


そういえば岩井俊二監督の映画「リリイ・シュシュのすべて」でもこの曲を合唱するシーンがあって、蒼井優が演じた女の子が自殺するシーンでも効果的に使われていたよな。


ちなみに岩井俊二監督は庵野秀明監督の実写映画に俳優として出演もしている。


そうかぁ~そういう流れかぁ~。


歌詞について、、、いくつかの混乱があるようです。


ポイントは2番の歌詞で 「いま富とか名誉ならば いらないけど翼がほしい」 という部分、ここが有るバージョンと無いバージョンがあるようですね。


諸説あるようですが、オリジナルの1971年のレコーディングではこの歌詞は無いようですが、ライブでは歌われていたとのことです。


YouTubeに上がっている第一回世界歌謡祭(1970年)の音源では 「いま富とか名誉ならば いらないけど翼がほしい」 とちゃんと歌っていますから、元々有った詞をレコーディングの時に何らかの事情(時間の関係か?それとも大人の事情?)でカットしたというのが正しい見解かと。


第一回世界歌謡祭 「翼をください」 赤い鳥Link


また最近では合唱コンクールやスポーツの応援歌としてもつかわれることが多い曲ですから、優勝(=名誉)のために戦っているのに「名誉がいらない」というのは応援歌としてはふさわしくない、ということで最近ではその部分を丸々カットしちゃうのが常ということみたいです。


まさにその部分が一番いいんだけれどなぁ~、カットするくらいなら歌うなよぉ~。とかSINSEIなら思ったりもしますけれどね


曲、アレンジについて、、、


先ほども述べたように原曲オリジナルはピアノの伴奏からゆっくりと歌いあげて、後半のサビの16ビートにテンポアップとじわじわと盛り上がる手法で、その後のニューミュージックではある意味王道のパターン


この英語バージョンはもうちょっと洗礼された良質のポップミュージックという仕上がりですが、


YouTubeにかなりROCKなアレンジのバージョンがあったので、貼っておきます。聴き比べて観るのも面白いかも。


翼をください 赤い鳥Link (英語バージョン)
赤い鳥 - 翼をくださいLink (ロック風アレンジ日本語)


ドラムは村上“ポン太”秀一ですね、若い!長髪だし。。。(笑い) ワンタムでドラム叩きまくってますね。後ろの方でギター弾きまくっているのは故 大村憲司らしいです。


それにしても山本潤子さん、若いころお奇麗ですね!あ、いや、今はショートヘアでそれはそれでお奇麗ですが、、、``r(^^;)


【参考にさせていただいたサイト】
赤い鳥 (フォークグループ)W(Wikipedia)


赤い鳥「翼をください」の3種類の歌詞-北村正裕のナンセンスダイアリーLink
すなわち71年レコードヴァージョンとロングヴァージョンの最大の違いは、「今、富とか~」の歌詞がはいっているかどうかということです。

もし、ロングヴァージョンの方が古いとなれば、レコーディングのときに、何らかの理由でこの部分をカットしたということになりますが、その歌詞が、最も古いレコードの音源にないのですから、問題の部分は、レコーディング後に追加作詞されてライブで披露されたという可能性が考えられます。

しかし、録音はされていなくても、問題の部分の歌詞は、当初から作られていた可能性も否定はできませんね。その場合、レコーディングのときに削除された理由は、憶測は別として、はっきりとはわかりません。


「翼をください」の歌詞について -OKWaveLink
「名誉ならばいらないけど」という歌詞では、頂点(すなわちそのスポーツをする者としての名誉)を目指す大会のイメージにふさわしくないということで、その部分をカットして編曲した、という話を聞いたことがあります。ソースがなんだったかは忘れましたし、信憑性も薄い話ですが、一応ご参考までに。


ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 翼をくださいLink
富とか名誉とかいらないけど、というのは、私の好みから言うとあまり好きな詩ではありませんが、でも、この曲の趣旨は、すべてをなげうっても翼がほしいという曲なんですよね。

 翼は、空を自由に飛べる翼でもありますが、富とか名誉とかでは手に入らない大切な何かのメタファでもあるのに、新しい歌詞では、すでに翼は、空を飛びたいという永遠の叶わぬ夢に成り下がっています。これはちょっと残念な改変ですね。どういう経緯だったのでしょうか。







— posted by SINSEI at 09:58 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [2]

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