まずはSP「マラゲーニャ」から。
音源は恐らくブライアン・セッツァーの演奏でアントニオ・バンデラスの映画「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード

そしてブライアン・セッツァーと言えばSINSEI的にはストレイ・キャッツ時代の「ロックタウンは恋の街(Rock This Town)

おのずとこのブライアン・セッツァーが弾く「マラゲーニャ」もラテンやスパニッシュ(もしくはフラメンコ)と言うよりもロカビリー色の濃い鳴りに仕上がってますね。
さてさて、そんなことはともかくまずはマスターズのSPの動画から。
↓↓↓
Brian Joubert 2010 French Master's short program

以下リザルト

(TES 38.04)+(PCS 40.00)-(Ded 0)=(TS 78.04)
【PCSの内訳】(ファイブコンポーネンツ)
SS 8.00(スケーティング)
TR 7.75 (つなぎ)
PE 8.25 (演技力)
CH 8.00 (振付)
IN 8.00 (曲の解釈)
40.00 ×(男子SP系数 1.0)=(PCS 40.00)
【Deduction】
転倒等による減点無し
それでは動画を見ながらTESの内容、エレメンツについてもう少し詳しく見て行きたいと思います。
まず衣装については賛否いろいろあるようですが、これはフラメンコの衣装じゃなくて闘牛士(マタドール)の衣装ですね。
以前のエントリー記事「ジュベールのナハロ振りSPはマラゲーニァ!(あとアボとかの話)

冒頭からいきなり動きの激しい振付で始まるますね!なんともナハロさんらしい振付です!ここですでに某所で「あらぶる鷹」とも「マラゲー拳法」とも言われている“闘牛”を模したポージングが出てきますね。このポーズはこの後も随所に渡って出てくるので楽しみです!
1:12 ジャンプコンビネーション
4T+3T BV 14.40 GOE 1.00 要素点 15.40
綺麗に決まりましたね!
この後も独創的な激しい振付が続きパルマ(フラメンコ独特の手拍子)の振付も出てきます。
そして出た!ハチャメチャ マラゲー拳法!(@あんDonuts のつぶやき http://anndonuts.exblog.jp/15285376/

1:43 アクセルジャンプ
3A BV 8.50 GOE -2.00 要素点 6.50
着氷でバランスを崩したものの何とかこらえましたね。
1:47 フライングスピン
FUSp レベル2 BV 2.00 GOE 0.33 要素点 2.33
とても独創的なアップライトスピンですね。
2:12 ステップからのジャンプ
3Lz BV 6.00 GOE 0.70 要素点 6.70
2:20 スピンコンビネーション
CCoSp レベル1 BV 2.00 GOE 0.17 要素点 2.17
キャメルからシットスピン、そしてその姿勢のまま一回飛び上がるところが面白いですね。そしてアップライトへ。
2:34 ステップシークエンス
CiSt レベル1 BV 1.80 GOE 0.67 要素点 2.47
レベル的評価はまだまだですが、いつものジュベらしい力強くて男らしいステップに加えて、なんだかとってもちゃんとエッジワークしている様な(あくまでも素人目ですが、、、)少なくともただ暴れているだけのジュベールとは大違いですね。
今後の発展が楽しみなステップです。
3:28 足換えスピン
CSSp レベル2 BV 2.30 GOE 0.17 要素点 2.47
そしてシットスピンのまま低い姿勢でフィニッシュ!あの最後のポーズは何でしょうか?鎌首もたげたスネーク?
さてさてそんなわけで、男子シングル ショートプログラムのルールの勉強も兼ねてジュベールの今季ショートプログラム「マラゲーニャ」(通称:ジュベゲーニャ)を見てきました。
スピンやステップでの取りこぼしがありますが、これはこの先の課題と言うことで、この後のGPS(グランプリシリーズ)、中国杯とエリボンだっけ?
が、楽しみですね!
以上 FS第九編

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はっ!まさか…牛の角なイメージなのでしょうか?
ひゃ…
あっ…いやいや取り乱しました。
そうかぁ…なんど観返しても気になってしまうので、これで落ち着いて観れそうです。
あははっ…