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バンク五輪 女子FS トリプルアクセルと悔し涙

昨夜放送されたテレ朝の方の「女子シングル フリー」の録画を見終えましたので、簡単に印象に残った選手のみ感想を。


五輪公式サイト:女子FS結果Link


ISU:バンクーバー五輪結果サイトLink


いきなり関係無いけれど、会場に小塚君や織田君、大ちゃん(高橋)が応援に来ていますね。あれ?ベルネルとミハルの間に座っているうつくしき女性は誰?(ま、いいか)


鈴木明子選手 日本 8位入賞オメ!
出だしから落ち着いて滑っていましたね。最初のコンビネーション(3F-2T-2Lo)とシークエンス(3T-2A)綺麗!その後の3Loまで流れが綺麗で加点をもらってます。


フリップがダブルになったのはもったいなかったですね。3Lo-2Aのシークエンスが綺麗に決まって勢いに乗ったかに見えたのですが、(逆に勢いに乗り過ぎて?)3Sはオーバーターン&ダウングレード、でも転倒もせずよく持ちこたえましたね。


後はスピンもスパイラルもすべてレベル4、渾身のステップはレベル3でしたけれど、加点をもらってます。SINSEIはこのWSSのステップあまり好きじゃないんですけれど、それでも鈴木さんらしい魅せるステップで、その流れで勢いよくラストのスピンに入って観衆の歓声を浴びておりました。


SP11位からFS7位まで上げて総合で8位。世界選手権の出場経験がなくいきなりのオリンピックでしたが堂々の演技でした。まだまだ現役行けそうな感じの勢いを感じましたね!


ラウラ・レピスト選手 フィンランド 6位
いきなりのなにこれ?氷上のエレガンス。見るたびに綺麗になって行くねこの娘、独特の世界観をもう充分に持っていて、出てきただけで場の空気を変えてしまう。昨季欧州女王に輝いたのが大きな自信になっていると思われ。


オッシャレーなタンゴ「アディオス・ノニーノ」にのって優雅に踊りだすその姿には気品すら感じさせるね。とてもお上品。な~んて余裕かまして見ていたら、、、おお!3回転-3回転(3T-3T)跳んだ!加点も結構付いている綺麗なトリプル-トリプル!スピードも乗っていましたよね!


シットスピンの後から音楽のテンポも上がってきて、レイバックスピンが速い速い!ポジションもすごく綺麗。スパイラルはSINSEI的には今一つかなぁ~。ステップが何気に面白い。


SINSEIはこの娘を初めて見たのって07GPSのスケカナ、SPでいきなり浅田、中野、ロシェを抜いてトップに立った時はビックリした。でもその後こんなに綺麗になって欧州女王になるなんて全然思っていなかったけれど、でもその時「荒川静香最新情報ブログ」の管理人さんが「この娘の名前は覚えておいた方がいいよ」と言っていたのは今でも覚えている。


あとはジャンプ構成とか課題になってくるのかなぁ~。それでも今後がもっとも楽しみな選手だったりします。(昨季のNHK杯は生で観ていたのに全然覚えていないんだけれどね、、、``r(^^;)


【関連エントリー記事】
GPS2007 第二戦 スケートカナダ 女子SP 冬の華Piano Concerto Link


SP10位からなんとFS4位でみごとに総合6位です!


時間無いのでゲテ子とばしま~す、、、ごめんなさい。衣装の背中の空きがハートマークに見えて可愛かったです。。。


さて、最終グループ。。。安藤さん衣装変えた?


レイチェル・フラット選手 アメリカ 7位
今季全米女王のご登場ですね!フラットってキャラクター的にはすごく好きで応援したい感じなんだけれど、実はこの娘のスケートはあんまり好きじゃないんですよね~(ファンの方いたらすいません)。特にスパイラルやレイバック系のスピン。やっぱ身体が固いのかなぁ~あまり加点ももらえていないですね。


それでも3F-3Tへの挑戦はレイチェルらしくて、なんというか気風が良い。ダウングレードは残念でしたね。後半のフリップもダウングレードされてました。その辺りが点数伸びなかった原因かな?


あれ?CUspってなに?初めて見たこのマーク。チェンジフットアップライトスピンか?


3Lo-2Tの辺りから少しずつ気持ちがのってきて、後半はもう気持ちが入りまくってノリノリでしたね。ああいうのは好き嫌い別にして観ていて気持ちがいいです。大歓声の中フィニッシュ!本人もやり切った感が強くて大満足の笑顔でした。


ジャンプ構成が結構すごいからフリップのダウングレードがなければもう少し上に行けたのに残念。SP5位のFS8位で総合7位


安藤美姫選手 日本 5位
なんかいま一つ安藤さんの存在感が目立っていないというか、影が薄い?感じがするのはなぜだろうか?メダル争いはほぼ浅田真央・キムヨナと地元ロシェットって感じでなんか蚊帳の外?って感じ。


ん~気がつけばすでにベテラン、最終Gでは安藤とロシェ。コストナーは絶不調だしサラマイヤーは怪我抱えているんだっけ?(よく分かんないけれど)


真央&ヨナの五輪参戦で一気に世代交代感が強くて、地元ロシェットは除くとして、なんだか安藤さんだけ取り残された、、、感じ?(なんかいい言葉が見つからない)


そういえば安藤さんてライバルとかいたのかな?コストナーとかになるのかな?でもあんまりそういうの聞かないよね?安藤さんの場合。なんだか孤独な闘いをしているのかな?


なんだか見ていてちょっと寂しそうな感じがしたのは気のせいだろうか?


演技自体は結構良かったけれど、点数はもう少し伸びなかったですね~。でも順位的にはこんなものなのかなぁ~。SP4位でFS6位総合5位


キム・ヨナ選手 韓国 優勝
さすがのノーミスの演技で堂々の優勝。悔しいけれど素直におめでとうございます!ただしあの「これが今の女子フィギュアの完成型である」的なジャッジの点数の出し方にはかなり疑問符×3ぐらい。


特定の選手を誹謗中傷する気は無いんだけれど、そりゃ~たまにはSINSEIだって冗談で「キムヨナ顔芸爆加点!」ぐらいは言ったりするけれど、まぁそれは男の子が好きな女の子に意地悪する様なノリで、そもそもSINSEIは元々はキム・ヨナが好きだった。


07東京ワールドのSP、映画「ムーランルージュ」からの「ロクサーヌ(タンゴ)」はiPodに入れて今でもたまに見返したりするし、いつの日か「サロメ」はやっぱりキムヨナに演じていただきたいと本気で思っている。


【関連エントリー記事】
サロメを演じて欲しいスケーターは?Link


でもいつの頃からだろうか?彼女の演技に魅力を感じなくなってきたのは。。。美しいしスケーティングに巧みな表現力、質の良いジャンプにスピード感あふれるスピン、そして流れるようなスパイラル。どれをとっても申し分ないのに、何か今一つググっと来るものが感じられなくなってきた。


なんつーか、こういう表現があっているかどうか分からないけれど、「哲学が感じられない」というか、、、。(特にあの007には全く感じられない)


じゃぁ~「他の選手には哲学が感じられるのかよ!」と言われるとあれなんですけれど、でも何人かは哲学を感じられるスケーターというのはやっぱいる。そしてそのいずれもTOPクラスの選手だったりする。


申し訳ないんだけれど、今のキムヨナにはそれが感じられないし何か訴えかけてくるものが感じられない。


浅田真央よりも芸術性が優れているってよく言われるけれど、綺麗に魅せる技術に長けているってだけなんじゃないだろうか?そしてそれを表現力と称している。


もっと言っちゃえば美しきサイボーグ「完璧(キムヨナ)」、そして技(エレメンツ)と表現力と称する技術を数値化して機械的に淡々と点数を付けていく採点システム。


そう例えば覚醒する前の綾波レイの様に「何故美しく滑るのか?」「それが命令だから、そしてそれが絆だから」「絆?誰との?コーチとの?」「みんなとの。。。私には他に何もないもの。」


ということは今のキムヨナは3人目か?


話が意味不明になってきたところで、この辺にしておきます。


浅田真央選手 日本 銀メダル
最後のストレートラインステップ、あんな顔で滑る浅田真央を初めて見た気がする。魂のこもった執念のストレートラインステップ。このオリンピックでこの「鐘」というプログラムを滑り切ってくれて本当にありがとうと言いたい。この「鐘」というプログラムを守ってくれて本当にありがとうと言いたい。


誰に何と言われようと頑なに拒み続け「このプログラムを変えるつもりはない!」と信念を持って言い放ち、どん底の深い闇の淵から這い上がり今こうして五輪の舞台に立っている。それはまさに奇跡に値する。


大きなミスがあった以上銀メダルという結果は受け入れなければだけれど、FSで2回のトリプルアクセル&SPで1回のトリプルアクセル成功は歴史に残る快挙だし誇りに思っていいはず。


そんな記録をもあざ笑うかのような大きな点差での負け方には憤りを覚えます。キムヨナに対してではなくジャッジに対して。


オリンピックで3Aを3回も跳んだ選手に対して何の敬意も尊厳も感じられない、「大負け感」極まりない点差での負けさせ方に憤りを覚えます。


あんな大差で負けさせられたらプルじゃなくたって怒るよ。


というわけでもう時間が無くなってきちゃったので、ロシェとミライちゃんは割愛させていただきます。


あ!ミライちゃんだけちょっとだけ。


オリンピック史上まれに見る可愛らしいカルメンで完璧の演技、、、素晴らしかったです!貫禄の最終滑走でしたよ!



でわでわ、おやすみなさい!(もう朝だけれど、、、)
生由希奈の解説NHKバージョンは今日起きてからじっくりとみよーっと!






   

— posted by SINSEI at 05:57 am   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント・トラックバック [2件]

Up1. TO. — 2010/03/02@01:53:58

今回の女子の結果は、まことにISUが目論んだとおりになり、私の予想通りとなりました。

巷では、韓国が賄賂を使って・・・などというのもありますが、それは見当違いであり、IOCとISUの関係というか、(開催地の)オリンピックを盛り上げることを究極の目的としたISUの策が結実したものと思います。



IOCの希望として、オリンピックの華であるフィギュアスケートにおいて、開催地が数年前から盛り上がってくることは必須といえます。



前回トリノで言えば、男子:(イタリアではないが欧州の)プル、ジュベール、ステファン、女子:開催国のコストナー、(欧州の)スルツカヤ等が開催前数年のワールドで上位を争い、期待を抱かせました。これを可能にしたのがジャンプ偏重の採点です。この路線で新採点導入以降影を潜めていた欧米でない日本の荒川、安藤が台頭し、モロゾフの作戦も有り、結果的には荒川が漁夫の利を得ての勝利となりました。



今回のバンクーバーは、北米、特にフィギュアスケート好きのカナダですから、ロシェット、バトル、チャンを引き上げるというのが、数年をかけたISUの戦略であったと思います。これに向けた採点方法の変更を当時の状況に応じて整理しておきます。



①トリノ後初のワールドで、サーシャコーエンがFPで自滅しました。慌てたのが欧米主のISU。このままでは、ワールドチャンピオンまで日本に持っていかれる。これを回避するために即座にあみだしたのが、3-3を成功させたキミーを祭り上げること。3-3の入ったプログラムの選手のPCSを爆上げすることにより、日本のV2を阻止しました。しかし、この判断が安藤、浅田選手に大きな利点を与えてしまいました。(昨年までには何もなかったかのようにこの採点方は消えました)



②これにより次世代の安藤、浅田選手が優位となり、2007東京ワールドではダントツの1、2位で、このまま行けば、バンクーバーまで流れは変わらないことが想像に難くない状況でした。ロシェットが安藤、浅田選手に勝てるものは何か。Lz、Fのエッジの正確さ。そこで、エッジの厳しい判定を導入。また、安藤選手3Lz-3Lo、浅田選手3F-3Loは、他の選手のセカンド3Tに比べ点数が高い。これを潰すために回転数判定を厳しくする。セカンドの3Loは降りた足だけで踏み切るのでプリローテーション等を指摘材料として3Tよりも減点させやすいというものです。



③以上で、ロシェットは良いとしても、3強の高橋、ステファン、ジュベールを抑える方法は?

ここで登場したのが、GOE加点の大幅化。これだけでは見え見えなので、3A、4回転の点数アップを導入、しかし失敗の際の減点幅も大きくしました。

ここでジャンプのGOEの付け方はどうするか。本来良いジャンプとは軸が細くて高くて回りきって降りてくるもの。しかし、それだけではGOEの差は出ない。ということで、2種のジャンプ、走り高跳び方(浅田、安藤、鈴木選手、プル)、走り幅跳び方(チャン、バトル、ライサ、金、織田、中野選手)のうち、後者に利点のある入るスピーと降りた後の流れを評価に加えました。(この効果は、巻き足の中野さんのFやLzに以前では考えられない加点がついたことがあることでも明らか)



以上の②③の2点が、結果的に今回の結果を生みました。チャンはあの失敗だらけの演技で完璧なジョニーを押さえて5位ですよ。しっかり準備できてパーフェクトなら、優勝もありました。ロシェットも銀河の2人に僅差で迫って3位。忘れてならないのがこの2年でロシェ、チャンともにワールド表彰台に立って、バンクーバーへの期待を大きくアピールしたこと。ISUとしては、大成功です。



ここで前回の荒川さん並みの漁夫の利を得たのが、金選手。②③の恩恵を最も受けました。これは偶然ではなく、オーサー&ウィルソンというカナダの英雄に全て任せたところにあります。辣腕マネジャーの金選手の母の大いなる作戦勝ちというところでしょうか。



今回の日本女子で、浅田選手は本当に良くやりました。やったが故の涙が、本当に美しかった。この姿を見て、もう少し新採点のわかる人がコーチをすればもっと楽に臨めると思っていたところで、早速来期構想がでてきましたね。タラソワの(ロシアの)影響を残しつつの日本人コーチ、誰になるか考えるのも楽しいのですが、大いに賛成です。



安藤選手、もう少し我武者羅に挑んでもらいたかった。実力からすれば、十分ダブルメダルもあったのだから。



以上述べたごとくの話が現実に近いかと思います。その証拠に次回ソチの開催国有力者のタラソワやプルの意見を、ISUが前向きに取り入れようとしているところが、バンクーバーからソチへの素早いシフトを表しています。

Owner Comment SINSEI Website  2010/03/02@13:10:36

TO.さん、こんにちわ!とても興味深く濃い内容のコメントをありがとうございました!

せっかくなので、この内容をコメント欄だけに埋もれさせてはもったいないので、このコメントを元にひと記事こさえたいと思っております。

とはいえ、ほとんどTO.さんのこのコメントの引用という形になりそうですが、、、``r(^^;)

レスはその記事でお返ししたいと思っております。もうしばらくお時間ください!

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