ppBlog — the powerful personal-publishing tool

さらば青春の光 Quadrophenia / Soundtrack WHO 他 アナログレコードのデジタル化

Quadrophenia
Quadrophenia / Soundtrack WHO 他』1979年発表


.
まだまだフィル・スペクターつながりはつづきます。
(以下ネタバレあり)
.
The WHO FILM Present a Curbishley-Baird Production
「QuadroPhenia (四重人格 邦題「さらば青春の光」)」
.
多分私はいまだにこの世界観を引きずっているような気がする。
Can You See the Real Me Doctor!
.
「ジミーの死を、封印された純粋さとしてロマンチックにとらえるのもアリだとは思うが、死のうとしても死ねなかったジミーの情けなさの方がリアリティがあると思う。ちくしょう、ちくしょうとつぶやきながらも、人生は続いていくものだから。」
(引用元:映画×ロケンロー備忘録 - 私の好きなイギリス映画 2Link
.
この映画を始めてみたのは、、、高三の頃(1983年)。家から徒歩2分くらい?のところにあった「下高井戸 京王」(今の「下高井戸シネマ」いわゆる名画座である)
.
この映画館、私的には幾つかの映画との出会いや幾つかの思い出と相まって、結構思い入れのある映画館なんだけれど、
.
(なにしろ当時は京王線 下高井戸駅からも映画の看板が見えたので、毎日のように現在の作品とこれから公開予定の作品を目にして通学していたわけだから、、、その後 駅が拡張された為看板は見えなくなったけれど。)
.
あの故 伊丹十三監督も良く訪れていたと言う話は結構有名で、確か監督がなにかの作品で日本アカデミー賞を受賞された時に、スピーチでこの映画館のエピソードを話されたのをなんとなく覚えている。
.
でこの映画館との思い出を話していると、話が長くなってしまうからこれくらいにしておくけれど(ZEPの永遠の詩も二回目はここで観た)、でも一時期閉館の危機にあったのは知らなかったなぁ〜。
.
下高井戸シネマLink (長くなりますが、以下引用)
当時の経営母体だった京王が、映画興行から手を引くという事になり、昭和63年から別の企業が引き継いで、(中略)
同様に売り上げの伸び悩みから当時の経営母体が手を引くという事に…いよいよ閉館か?(中略)
地元の下高井戸商店街の方々から“何とか存続できないか?”という声があがり新会社を設立。
3月に閉館が決まっていた所をギリギリのタイミングで4月から新生『下高井戸シネマ』として再スタートを切る。(中略)
設立にあたり地元の名士たちが保証人として協力してくれるなど、地元から映画の灯を消してはならないという人々と映画館の熱意が劇場を存続させたのだ。
(引用終り)
.
話を映画に戻すけれど、あらすじはとりあえずこちら辺りを参考に
universalpictures.jp : さらば青春の光Link
.
予告編はこちら
Quadrophenia - TrailerLink
.
で何故?フィル・スペクターつながりかというと、、、
もちろんWHOもこの映画もフィル・スペクターとは何にも関係ないけれど、この映画の中でロネッツのBe My Babyと、同じくフィル・スペクター・ファミリーでロネッツのお姉さん格に当たるクリスタルズのDa Doo Ron Ron、この2曲が挿入されているのである。(もちろんサントラ盤にも収録されている)
.
YouTubeでロネッツのBe My Babyのシーンがあった。
QuadropheniaLink
Be My Babyからカスケーズの悲しき雨音、そしてWHOのMy Generationと流れる。
.
WHOというバンドは日本では恐ろしく評価が低いバンドだと思うのだけれど、実はその後のBritish (Hard) Rock や UK Sound、パンクロック/ニューウェーブ、はたまた日本のビートパンクなんかにも幅広く多大なる影響を与えていると思う。
.
例えばBOOWYのON MY BEAT と WHOのMy Generationを聞き比べてみるとかなりインスパイアされいるのがわかる。
.
monterey international pop festivalの映像から
the who - my generationLink
それにしてもこいつら暴れすぎ!(笑い)
元祖ギター壊しのピート・タンジェント
最初から最後までドラムソロのキース・ムーン
そんなドラムに全く引けをとらないブリブリ・ベースのジョン・エントウィッスル(好きだなぁ〜こういうベース)
そしてロジャー・ダルとリーのどもり唱法。
.
すげーなぁ〜。
.
とまぁ〜えらそうに語ってきたけれど、実はWHOのアルバムを聴いたことは一枚も無い、、、r(^^;)
.
何故かWHOは全部映像から入っているんだよなぁ〜。
当時世の中にまだレンタル・ビデオ店なんて無かった頃、
.
「どうやら大塚に貸しビデオ屋というのがあるらしいぞ!」
と情報を仕入れてきてくれたのが当時仲良かったいわゆる音楽部の友達。
.
実は当時心に引っかかっていることがあって、ストーンズからRainbowに流れてDPを聴いて、順当にHR/HMの世界に入っていったのだけれど、
.
心のどこかで「ストーンズの次はフーなんじゃねーか?本当は」との思いがやはり捨てきれず、この大塚の貸しビデオ屋で借りたのが、
.
『ロック・オペラ “トミー”』と
『ウッドストック』と
『The Kids Are Alright』
.
しかしながらすべて輸入版で字幕無しだったので、良くわかんなかったなぁ〜その時は。
.
ウッドストックのカッコ良さがわかるのはその後大学に入ってから、講義をサボって高田馬場の名画座で観た時だからなぁ〜。
.
これがカッコ良いんだよね。
The Who - See Me, Feel Me/Listening To YouLink
.
さてさて、話を映画に戻すと、
実は私もその後この映画のレーザーディスク(死語?)を購入してから気づいたのですが、「これはラストのエンディングがオープニングに繋がっているんだ!」と
.
「最初なんてダサい邦題なんだ!」と思ったけれど、ラストシーンでセブンシスターズの断崖絶壁から飛び落ちる銀のべスパを象徴としての「青春の光」とするならば、このタイトルもうなずける。
.
その肝心のラストシーン
QuadropheniaLink
.
この映画を見終えた後本気で、皮ジャンを買うか米軍放出品パーカーを買うか、悩んだものなぁ〜。結局どちらも高くて変えなかったけれど、、、、最終的に大学に入ってから皮ジャンを買うわけだが。。。
.
参考にさせて頂いたサイト
映画×ロケンロー備忘録 - 私の好きなイギリス映画 2Link
PresidentGas_blog: 「さらば青春の光」の主人公の行方Link
さらば青春の光Link
シネマギロテスク〜さらば青春の光Link (以下引用)
「切迫して死まで考えた主人公だったけど、崖下には転落してない。スクーターだけが落ちた。映画は主人公に生きろと言っているし、それはモッズというカタチを借りて、79年当時のパンクに向けて放たれたメッセージと言ってもいい。人生は生きてナンボ、生きて責任をとれ、ということかな。シド・ヴィシャスが死んだのがまさに79年なんだからね〜、のほほんとこの映画を見るなよ〜誰もがみんな生身だったんだぜ〜っていう、そーいう見方でっせ、この映画は!」(引用終り)
So-net blog:キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!:さらば青春の光キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!Link
.
THE WHOW
.

— posted by SINSEI at 12:17 pm   commentComment [4]  pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント・トラックバック [4件]

Up1. ドイツ特派員 Website — 2007/02/18@22:13:58

Sinseiさん、
それにしても守備範囲が広いですねえ。私も見習いたいものの、うーん、やはり中々広げられません。

Whoというのはある意味不思議なバンドで、みんな「日本では評価が低い」ということを知っていて、「何かすごいバンドなんだな」というのもどうもそこそこのロックファンなら知っている。だから知名度という点では結構あったりして、それでも実態は良く分かっていない。これがKinksやStatus Quoになると実態以前に名前が知られていなかったりしますからね。

このあたりのバンドに限らず、ある種の評価が為されているバンドに共通しているのは、ある種の分かりやすさ(ポップさといっても良いかも知れません)だと思っています。例えばCreamにしてもZepにしてもそう。Whoの「The Kids are Alright」なんて、まるで歌謡曲なのに後ろではキースとジョンがああもうそこまでやめてええ!というくらい暴れているというこの不思議さですな。

これで思い出したのが、昔高中正義がギター雑誌のインタビューに答えていて、「例えばリーリトナーとかカールトンとか、何故人気が落ちてくるんでしょうねえ?」という質問に答え、「多分ジャズに近寄りすぎるからだと思う。自分にはジャズという語彙がないから、ポップに行くしかない」ということを言っていました。確かにハードバップまで行かなくても、ジャズというのは分かりにくさがありますからね。

さあて、裸祭りも終わったことだしそろそろ春ですかね?

Owner Comment SINSEI Website  2007/02/19@22:58:33

ドイツ特派員さん、こんばんわ。
今年の会陽は雨の中行われたみたいですね。岡山にしては結構強い雨だったんじゃないかな?そんな中残念な事故もあったみたいです。
.
それはそうと、やはり同じく雨の中行われた慎ちゃん鳴り物入りの東京都マラソン?女子の優勝者は岡山出身の娘みたいですよ。
.
岡山に来てから驚いたことが2つあって(いや、もっとあるけれど、、、)自民王国ということと、意外にスポーツ王国でもあるんですね。有森裕子、森末慎二、高橋大輔、星野仙一等々。
.
はてさて、
>それにしても守備範囲が広いですねえ。
 いやいや全然そんなこと無いんです。確かに広いかもしれないけれど、聴き方としては浅いんですよ。好奇心旺盛というよりか、飽きっぽいんです。だから広く浅くになっちゃう。
.
特に今回のWHOと前回のBeach Boysは一緒に聴いてた友達もいないし、雑誌やラジオなんかで情報も仕入れてたわけでもないし、本当にこのアルバムとあと有名な曲だけで、今になってネットでいろいろ情報収集している始末なんです。
.
それよりもドイツ特派員さんのブログで全く知らないBand名なんかを目にすると「へぇ〜そんなBandもあるんだぁ〜」なんてビックリするくらいです。
.
そういえばWHOって一昨年のROCK ODYSSEY 2004が初来日だったんですね〜行けば良かったな。(もうオリジナルはピートとロジャーだけなんだね〜)
.
>Whoの「The Kids are Alright」なんて(中略)不思議さですな。
 その辺の中途半端(失礼)加減が日本人には合わなかったのかなぁ?例えば初期Beatlesのようなポップさやストーンズのような泥臭さと言うか、WHOの場合ポップなんだけれど泥臭いみたいな、、、。そしてWHOの後ろに続くMod達、例えばJamとかスタカンとか、そこまでWHOはオシャレじゃない、、、みたいな。。。
.
中途半端といってしまえばアレですが、逆に言うといろいろな要素を内包している。だから後のいろいろなBandに影響を与えていると。
.
>ある種の分かりやすさ(ポップさといっても良いかも
 Bandとファンとの関係、その距離感と言うのは永遠のテーマでしょうね〜。ファンの求めるものに応じているとBandとしての成長が無いし、かといってコアな方向に突き進んで我が道を行くではファンがついて来れなかったり。。。
.
その辺りのことをPink Floydのロジャー・ウォーターズは「バンドと観客との間に“壁”がある」といったのかな?(違うかもしれない、、、この辺りは兄貴の方が詳しいかも?)
.
今回取り上げたサントラのライナーに面白いことが書いてあって(それはこの映画のテーマの一つでもあるのですが)「スーパースターと無名のファンとの異和-乖離」「WHOほどこのテーマにこだわり続けたBandは他にない」みたいな事が書いてあります。乖離、これもやはり距離感といっても良いのかな?
.
ん〜そのファンとの距離感というかバランスが絶妙に上手かったのがBeatlesやストーンズ、あるいはZEPだったのではないでしょうか?
.
(意識・無意識にかかわらず)ファンとの間を絶妙な距離感で保ちながら次々に新しい物を取り入れて、我々に「こんな新しい音楽もあるよ、こんな斬新なアレンジもあるよ」と提示してくれる。我々は(例えは悪いですが)目の前にぶら下がったニンジンを追いかけるがごとく、いつしか盲目の信者となっていくんですよね。(笑い)

3. ドイツ特派員 — 2007/02/21@19:56:44

Sinseiさん、今サンフランシスコからです。来週はシンガポールで、こうなりゃどうとでもしてくれ!ですなあ。ということで時差ぼけのまま一泊三日の弾丸ツアーです。

会陽で亡くなった方がいらっしゃったようで、残念なことです。これは二つの意味で残念で、一つは事故が起きて犠牲の方がいらっしゃった事、もう一つはこの事で変に祭りの質が変わる可能性が出てしまった事です(ですから後者はまだ「残念の可能性」です)。知っている人は知っていますが、会陽自体で死者が出るということはあの祭りからするといつでも可能性があるにも拘らず、非常に少なかったはずです。今回の事故は、下敷きということで正直な所を言えば「起きてはならない事故」ではなく、「常に起きる可能性があった事故」でしょう。で、この「起きる可能性のあった事故」を起こさないようにする、という方向で物事を進めてしまうと、恐らくあの祭り自体が成り立たなくなる気がします。もちろんSinseiさんご理解いただいていると思いますが、「人が死んでいい」ということではないのですがね。

>岡山スポーツ王国
後は中日にいた川相・阪神にいた八木ですかね。私の好きなJリーグには殆どいませんね。でもどうなんでしょう、気候が温暖で競争の少ない岡山では中々攻撃的になれないような気がします。星野以外は少し優しい感じでしょ?

>ファンとバンド
おお、だからPink floydは「Wall」を作ったのか!(苦笑)。まあビートルズはZepのように「全て駄作無し」というバンドは別格としても、そこに結局はその「バンドらしさ」があるかどうか、その上で「マンネリにならない」という所がさじ加減でしょうね。でビートルズは恐らくそんなさじ加減は一切考えていないんでしょう(だからこそ別格)。まあそれを超えて「マンネリ上等!」で来るAC/DCやIron Maidenなどもあるわけですが。

Owner Comment SINSEI Website  2007/02/22@00:17:38

ドイツ特派員さん、こんばんわ!サンフランシスコ?シンガポール?「どんだけこき使うねん!」凄い会社ですね〜。お体気をつけてくださ〜い。
.
>会陽で亡くなった方がいらっしゃったようで、残念なことです。
 そうですね、まずはご冥福をお祈りしたいと思います。
ドイツ特派員さんがおっしゃるように「常に起きる可能性があった事故」であり、恐らくご参加されている方々もそれを熟知されてのご参加だと思います。すれすれの危険性、それがまさにあの祭りのダイナミックさ、日本三大奇祭といわれるゆえんでありますから、そのダイナミックさを残しつつ、平成22年の500周年を迎えられれば良いなと思います。
.
>私の好きなJリーグには殆どいませんね。
 なるほど、そういえばJリーグでは聞きませんね。野球の選手では星野監督以外にも何人かいるんのですね。そうそう、そういえばお相撲さんでもニュースでやってたなぁ〜関取?になったとかなんとか、、、。(ネット検索中)
.
「高見藤」だ!「高見藤(倉敷出身)十両に 岡山県 22年ぶり 26歳 入門3年悲願達成」だそうです。(山陽新聞WEBより)
.
>星野以外は少し優しい感じでしょ?
 なるほどそうですね(笑)野球を除くと、マラソンとかフィギュアとか体操とか相撲とか、個人技が多いですね。
.
で、気になっていろいろネット検索してみたら、女子では湯郷ベル(サッカー)・岡山シーガルズ(バレー)というチームがあるみたいですね。成績的にはまだまだみたいですが、、、どちらもがんばれ〜!。
.
>おお、だからPink floydは「Wall」を作ったのか!(苦笑)。
 まさにそのとおりです!ここから「Wall」という作品が始まったらしいです(たぶん)。「Wall」のツアーでは実際にステージと客席の間に壁を作ってそれを打ち壊すというパフォーマンスがあったとか?(たぶんです)
.
>まあそれを超えて「マンネリ上等!」で来るAC/DCやIron Maidenなどもあるわけですが。
 爆笑!!そうそう、それはそれで「有り」ですね!まさに(今日は「まさに」が多いなぁ〜)Fxxk'n Great Fantastic!(←文法的にあっているかどうかはわからない)そもそもR&Rなんてスリーコードの繰り返しなわけで、ようはそこから拡散していくか、様式美となっていくか、と言うことなんでしょうね〜。
.
でわでわ、お休みなさ〜い。

この記事に対する TrackBack URL:

設定によりTB元のページに、こちらの記事への言及(この記事へのリンク)がなければ、TB受付不可となりますのであらかじめご了承下さい。

コメントをどうぞ。 名前(ペンネーム)と画像認証のひらがな4文字は必須で、ウェブサイトURLはオプションです。

ウェブサイト (U):

タグは使えません。http://・・・ は自動的にリンク表示となります

:) :D 8-) ;-) :P :E :o :( (TT) ):T (--) (++!) ?;w) (-o-) (**!) ;v) f(--; :B l_P~ (QQ)

     

[X] [Top ↑]

prev
2007.2
next
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28      
 
Created in 0.0508 sec.


T: Y: ALL: Online:
ThemeChanger